2月27日の夜はファンタスティックな空間だった。
JAZZでは珍しいHarp奏者(世界でも4.5人らしい)の古佐小氏の来日ライブ。
しかも脇を固めるのは、ベテランの加藤さんと宇山さん。
Harpの変幻自在のオーロラのような音色。繊細でもあり、色を連想させるような
演奏をこれぞ職人芸というようなリズム隊でサポート。
このHarpの可能性を凄く感じながら、その音色に浮遊したライブでした。
弦は低音から金属弦→ガット弦→ナイロン弦と3種類が使われており
フットペダルが6本も・・・。
リハ中、ライブ後と直接古佐小氏より楽器説明を受けたのだが、これは
頭がよくないと演奏できない楽器な事は確かだ・・・(ちなみに氏は東大卒)。
それを自由自在に操り巧みな演奏をしているにも関わらず、音はマイルド。
すごい斬新でもあり、これからの活躍が楽しみである。
おおざっぱにジャンル分けをするならば、「スムースJAZZ」なのだそう。
一般的には聴き易く心地よい、でもミカリンの私見では「音楽をしている
人に観てもらいたい」なのだ。
なぜなら、すごく斬新で可能性を秘めたHarpだから。このHarpを軸として
(今までクラシックの専売であっただろう)音楽の新しい何かを創り出せ
るんじゃないかと感じたから・・・。
このライブ後、アメリカに帰国した彼から「次回は10月に来ます」との
うれしい連絡が・・・・。
今回、体感できなかった人、是非次回観るべし!!
そして、宇山さん!またプロレス談義を熱くしましょう。
ジャズザムライの加藤さん!次回は侍の出で立ちで!
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